ヤマザキパン系(完全子会社)のベーカリーで、カフェスペースを備えたイートイン形式を採用しているのが特徴。都市部の主要駅周辺を中心にチェーン展開しており、店舗数もかなり多いため比較的よく見かける。たとえば、大阪駅周辺では徒歩圏内にある地下街ホワイティ、ディアモール、阪急三番街の3箇所に店舗が集中していたこともあった(阪急三番街店の店舗は現在は閉店)。お店の入り口周辺に客席が並び、奥にあるカウンターでパンや飲み物を購入するレイアウトはどの店舗でも共通。席数はお店ごとに違なるが、10〜20席程度の比較的小さなお店が多いようである。
・ヴィドフランス(公式)

お店ごとに焼いた各種のパンと、カフェコーナーで購入できる飲み物がある。トレイとトングを使って好みのパンを選び、カウンターで飲み物を注文するという一般的なセルフサービス形式である。パンの種類は季節ごと更新されるほか、お店ごとに用意する内容も異なっているので、実際にお店に行って確認してみるしかないだろう。基本的には店名の通りフランスパンがメイン。公式HP情報によればフランスの製粉会社からライセンスを得て製造した冷凍生地を使用しているとのことなので、店舗ごとの品質のばらつきは少ないと思われる。筆者の個人的なおすすめはクロワッサン。

濃紺のワンピースと店名ロゴの入ったシンプルな白のビブエプロン。エプロンのストラップの背中側はX字ではなくH形となっている。白い大きな付け襟(ピューリタンカラー)が最も目立つ特徴で、シスター服に似ていると感じる人も多いようだ。頭には濃紺の三角巾を着用するが、1999年より以前のさらに古いバージョンではフランス国旗にちなんだと思われるトリコロールカラーのカチューシャをつけていたそうだ。
2000年頃から新しい制服が登場し、都心部を手始めとして急速に置き換えが進んでいった。2014年現在、公式情報によれば5種類の制服が使用されているとのことである。ワンピースタイプもまだ廃盤にはなっていないようではあるが少数派になってしまい、地方都市などに僅かに残っているだけとなっているようだ。

筆者居住地付近には店舗がないため、大阪や東京に滞在中にたまに利用している。朝の営業時間が早いのでイベント会場に向かう途中で朝食に立ち寄ったり、あるいは帰りがけにテイクアウトしたりしている。初めて見かけたヴィドフランスは大阪の梅田地下街にある店舗であったが、シスター風の旧制服な店員さんがカウンターにずらりと並んでいた光景はなかなか印象的であった。程なく制服の切り替えが始まったため、旧制服を見つけるためには郊外へと足を運ばなければならなくなったのだが。


2014.11
<メインページに戻る