紅茶のブランドとして有名なトワイニングの名を冠する喫茶室である。日本国内では片岡物産の系列となる。店舗数は極めて少なく、筆者が確認できたのは大阪駅前の地下街ディアモールにあった店舗のみである。東京にも店舗があったようだが未確認。現在は公式HPを探しても喫茶室の情報が得られないため、喫茶室経営からは撤退しているものと思われる。

いくつかの茶葉の種類から選べる紅茶をメインに、ケーキ類や軽食があった。紅茶1杯が700円〜と、この種の専門店では標準的な価格設定であった。ティータイムになると入り口前にはしばしば行列が見られるほどの人気店であったようだ。

明るい黄緑色のワンピースとフリルのついた腰下エプロン(いわゆるサロンエプロン)の組み合わせ。襟元の白いリボンと頭に付けたレース付きカチューシャも特徴的であった。脚にはナチュラルストッキングに白いナースサンダルを着用していた。

大阪駅周辺の地下街は非常に規模が大きく、慣れていないとすぐに道に迷ってしまう。ディアモールは大阪駅前の第1ビル〜第4ビルに囲まれたエリアで、各ビルの地下フロアを結ぶ地下道を兼ねており、1995年に竣工した新しい地下街である。大阪駅からは中央コンコースから大丸の地下フロアを抜けた先、あるいは阪神百貨店の地下フロアを抜けた先にあり、北新地駅が出来るまではあまり人通りの多い場所ではなかった。筆者もその存在を知ったのは2000年頃になってからである。それ以前は1ビル〜4ビルを直接つなぐ連絡路を通るのが当たり前であった(駅前ビル自体は1980年台末頃からすでに知っており何度か通っている)。梅田のホワイティや阪急三番街を一通り覚えた後、地下街がどこまで広がっているのか確認すべく足を伸ばしてみた際に見つけたのがディアモールであり、そこにあったトワイニングティーサロンである。ただし庶民感覚では高額設定なメニューに加えいつも行列のできているお店でもあったため実際に中に入ったことはなく、通路からチラ見するだけであった。ただし順番待ちの案内のためか店員が店の外までしばしば出てきていたため、制服は十分確認することができた。また、ディアモールに近い堂島アバンザ1階ホールにある喫茶コーナー「salida」でも同じ制服が使用されていた。メニューの共通性から同じ系列のお店であったと思われる。こちらはオープンカフェであったため、通りすがりの制服観察にはうってつけであった。2000年代に入って程なく両方とも撤退してしまい、跡地には別のお店が入っている。


2015.02
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