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【1枚目】
旧タイプ
【2枚目】
新タイプ(半袖)
【3枚目】
新タイプ(長袖+ベスト)


神戸を中心に全国の都市部に展開しているドイツ(風)菓子店である。ケーニヒは英語ではキングすなわち王様、クローネはクラウンすなわち冠で、直訳すれば王冠となるが、なぜかマスコットはクマである。ダンケ君というそうである。デパ地下に広めのスペースを確保し、備え付けのオーブンで主力商品である「クローネ」をはじめとした焼き菓子を作り売りしているのが特徴。本拠地である神戸には喫茶室を備えたテナントや単独店舗が複数集中している。
→ケーニヒスクローネ公式

店名や商品名はドイツ語あるいはドイツの地名にちなんだものが多いがドイツ菓子専門店というわけではなく、和風洋風といった枠を超えた創作菓子と言ったほうがいいかもしれない。看板商品はクリームの詰まった細長いパイ「クローネ」で、備え付けのオーブンで店舗ごとに作り売りをしている。そのほかケーキ類や焼き菓子などのお菓子が並ぶが、特にプレッツェルをはじめとしたクッキー類の種類が豊富である。マスコットであるクマをあしらったファンシーなものも多い。美しく仕上げられたフランス菓子系とは違い、ドイツ菓子風のちょっとごつごつした見た目が特徴。また、和菓子の要素を取り入れた和洋折衷ならぬ和独折衷なものもあり、ちょっと変わったお菓子が食べたい向きにはちょうどいいかもしれない。個人的おすすめはクローネ。値段もお手ごろである。

黒または紺色のワンピースが基本だが、エプロンなどの付属品には時期によって変遷がある。2000年頃までは前面はV字背面はX字の幅広ストラップのついたエプロン(縁には細かなフリルが付いている)と白いシンプルな三角巾の組み合わせだったが、現在は光沢のある(表面をビニールのようなものが覆っている)紺色の小さなエプロンと薄いベージュの丸帽子の組み合わせとなっている。ワンピースは襟がある七部袖の黒いもの(襟元に金色のボタン)から、濃紺の半袖(袖口に白いライン、胸の左側に金ボタンが3つ並ぶ)に変わったほか、冬場用だろうか長袖+白のベストの組み合わせも見られる。

筆者がケーニヒスクローネを初めて見かけたのは1999年頃の大阪なんば高島屋だったと記憶している。その当時はまだ店舗数が少なく、看板商品であるクローネは焼き上がり時間になるとたちまちお店の前に長い行列ができ、入手が難しい品であった。その後店舗数が急速に増え、行列を見かけることはなくなった。特に神戸三宮エリアには店舗が集中しており、三宮そごうの売り場と喫茶室、隣接するさんちかの店舗、センター街にある単独店舗、元町の手前にある三宮NEXT店など、ちょっと歩くだけでもここが本拠地なのだとわかる。なお、本店は神戸や三宮からは少し離れた御影にある。阪神地区だけでなく、東京でも主なデパートには店舗があるため、すっかりデパ地下定番のお店となっているように思われる。


2015.02
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