大阪でよく見かける緑の看板の喫茶店。喫茶店経営を専門とする三和実業系のチェーン店で、安価な価格設定のセルフサービス形式店舗から本格的な純喫茶までさまざまなスタイルの店舗があるのが特徴。ここで紹介する「英國屋」は最上級版「英國屋倶楽部」に次ぐ高級路線の店舗で、サロンのような豪華で高級感溢れた雰囲気が特徴。単独店舗は心斎橋ヨーロッパ通りと難波の本社ビルにあり、パーティールームも備えている模様。その他ほとんどの店舗はデパートの喫茶室や地下街のテナントとして入っている(難波CityB1F、なんばウォーク3番街南通り、京橋コムズガーデンB1F、神戸大丸6F)。また、近年できた新しいお店にはデパートの飲食店街のフロアの中央部に壁を設けないオープンカフェ形式のものもある(梅田大丸14F、天王寺Mio10Fなど)。店舗は関西圏に集中しているが、新宿エルタワーB2Fなど東京にもいくつか店舗ができている。
・CAFE英國屋(公式)

店舗ごとにメニューは多少異なっているが、自家焙煎のコーヒーとオリジナルのカレーが代表的メニューとなっており、通販でも取り扱っている。ソフトドリンクやサンドイッチなどの軽食、ケーキなど喫茶店にあるべきメニューも一通り揃っており、特にワッフルとシフォンケーキがおすすめのようである。コーヒーが500円、ワッフルのセットが1000円、軽食のセットが1200円程度が標準の価格設定となっている模様。

大きな白い飾り襟が目立つ濃紺の半袖ミドル丈のワンピースを着用。左胸部分にはお店のロゴマークが付いている。飲食店の制服としては珍しくエプロンの類がなく、ヘッドドレスなどの装飾品もないシンプルなデザインである。なんばCityB1Fの店舗では透かしレースを用いた襟の形状が異なるものが使用されていた。近年は今風なパンツタイプの制服に置き換える店舗が増えており、ワンピースタイプを見かけることがなくなってきている。

大阪市内の駅ビルや地下街には必ずといっていいほどある英國屋。梅田ホワイティには「英國屋NORTH(セルフサービス形式)」「英國屋倶楽部」「喫茶館英國屋」の3つもの店舗があったほど(うち喫茶館は2014年現在は別のお店に入れ替わっている)。あまりにも普通に見かけるので、かえって利用する機会がほとんどなかったほどである。入り口が広かったり、壁面がガラス張りだったり、果てはオープンカフェ形式だったりとお店の外から中の様子がよく見えたため、横を通過しつつ制服をチラ見することが多かった。とにかくインテリアが豪華で高級感に溢れているので、いつもラフな格好で歩き回っている自分が入るのは場違いな気がして入店は尻込みするのである。そんな人向けにセルフサービス形式のお店もあるということで、実に気が利いているのである。


2014.11
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