バイキング形式の中華料理レストランで、香港蒸籠はほんこんちょんろん、九龍點心はくーろんてんしんと読む。どちらも基本的な形式は同じ時間制固定料金での食べ放題だが、制限時間と料金が異なっていた(九龍點心のほうが時間が長く料金が高い)。九龍點心は新宿東口の駅ビルルミネエストにあった1店舗のみだが、2014年に閉店となった。おそらく香港蒸籠の前身となる実験的店舗だったのだろう。香港蒸籠は大阪や広島など全国に多数の店舗が展開している。

空いているテーブルに案内された後は、厨房と直接つながったカウンターに置かれた20種類ほどの中華料理をお皿に自由に取り、テーブルに持ち帰って食べるセルフサービス方式となる。料理は炒飯や麻婆豆腐、酢豚など定番のものがならぶ。ラーメンなどはカウンターで待機しているスタッフに頼むとその場で作ってくれる。最も特徴的なのは、フロアスタッフが蒸し器を備えたワゴンを押してテーブルを巡回し、焼売や中華饅頭などの熱々の蒸篭料理を提供してくれるところであろう。そのほかにも時間帯によっては北京ダックなどの特別メニューが供されることもある。飲み物はカウンターに用意されている烏龍茶やジュース類は料金に含まれているが、アルコール類は別料金である。

男性スタッフはコックコートだが、女性のフロアスタッフは全員チャイナドレスを着用している。色や柄はさまざまだが、膝下が露出したミドル丈である点は共通している。脚は網タイツ(ストッキングか?)と革靴(パンプス)。スリットは股下より下にあるため、スリットから中が見えてしまうようなことはない。

九龍點心は2002年頃に東京在住の知人に教えてもらったお店である。当時から人気のあるお店で、食事時には長い行列ができ1時間待ちも当たり前であった。その後大阪でこれとよく似た香港蒸籠を見つけ、調べたところ同じ系列であるとわかった次第である。最初に入店した香港蒸籠は、かつて大阪の千里中央に期間限定で存在していた中華街テーマパーク内の店舗であったが、その後より移動に便利な難波や梅田にも店舗ができ、そちらをよく利用するようになった。地方都市へも積極的に店舗展開しているようで、大阪以外では広島そごうの店舗も利用したことがある。イベント後の合同打ち上げ会など食べる量がわからない初見の人が含まれる場合にバイキング形式のお店は便利であり、今でも時たま利用している。


2015.02
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