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埼玉県を中心に関東地方に展開しているファミリーレストランチェーン。明治時代をコンセプトに、古い洋館を思わせる建物、ステンドグラスの窓、昔の喫茶店のような内装やアンティークな装飾など、こだわりを感じるお店の作りとなっている。馬車道最大の特徴は、それが単独のコンセプトレストランではなく、多数の店舗を展開させているチェーン店であることだろう。系列店にパスタ専門店「モダンパスタ」や、焼肉店「はいから亭」がある。
パスタやピザなどのイタリアンが中心で、特にパスタの種類が多い。そのほかハンバーグやステーキなどのグリル料理やデザート類が豊富。かつては和食系のメニューもあったが、最近は整理されてメニューから外れている。当初はなかったドリンクバーを導入するなど、サービス形態やメニュー構成は年々変化している。
明治〜大正期の女学生の制服を思わせる、矢羽柄の着物と和服に編み上げブーツというスタイル。髪にはリボンをつけ、袖は捲くってたすきがけにしている。形状は和服だが、生地や縫製に一般的な業務用制服と同じ洋服用のものが使えるようにアレンジが加えられているため、厳密には和服に見える何かだそうである。色は紫(アルバイト)、緑(正社員)、青(新規店舗開業時限定)の3色が使い分けられている。なお、現在は正社員用は色が赤に変わっている。
お店の作りも制服にもこだわっていながら比較的料金も安いということで、コミケ上京時のオフ会や打ち上げ会、あるいは単なる食事にと頻繁に利用していた。ただし車が前提のロードサイドレストランな上に都心部には店舗がないため、自前にしろ現地人に載せてもらうにしろ車がないと利用は難しく、バスや電車を利用することが多くなった近年はあまり行くことができず残念に思っている。ただ、最近は三鷹駅前などにも進出してきているため、都心から電車でも訪れやすくなっていくものと期待している。なお、最も駅から近い馬車道は駅から徒歩10秒の京王多摩川駅前店であろう。 2014.11 |
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